Creative Guild

”楽しい”から始めよう。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Guild名鑑
  4. Guild名鑑 No.116 地域の価値に自分の時間を投資しよう!メディア・プロデューサー 関山 幹人さんがエンタメでつなぐ”元気”な未来

Guild名鑑 No.116 地域の価値に自分の時間を投資しよう!メディア・プロデューサー 関山 幹人さんがエンタメでつなぐ”元気”な未来

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、NHKで数々の人気番組を手掛けてきたメディア・プロデューサーの関山幹人さん。現在はエンターテイメントの力で、人をつなぎ、地域の価値を最大化して、“元気”な未来をつくる活動に注力していま

Guild名鑑ファイルNo.116】 関山幹人/メディア・プロデューサー

関山さんは1990年にNHKに入局した後、「みんなのうた」や「鶴瓶の家族に乾杯」「NHKのど自慢」などの人気番組を数多く担当してきたエンターテイメントのプロフェッショナル。NHKエンタープライズでは4K・8Kなど新技術活用や「地域伝統芸能まつり」など多種多様なイベント事業の企画・開発・演出も手掛けています。そこで培った知見を武器に2024年に独立。現在は日本における地方部の価値の再発見と、その場にいる人たちを“元気”に“楽しく”するため、「ローカルのリアル×エンターテイメント」をテーマに活動の幅を広げています。

そんな関山さんは、創造的であり続けることを大事にしています。それは異なる価値観を尊重し、気になることには素直に取り組む好奇心と、変化に柔軟に対応しながら前進し続ける行動力、つまり心身の”元気”によって実現されています。またこの創造性=心身の”元気”を自分だけでなく、より多くの人たちと共有していくことも重要視。だから仲間の輪を広げ、信頼関係を深め続けています。そして関山さんにとってのエンターテイメントはこの創造性を体験できる価値として創出し、共有するための、重要な手法となっているのです。

一方で日本社会の現状を見渡すと、特に地方部では「元気がない」と言われることが少なくありません。実際、人口減少が深刻化しており、2024年の人口戦略会議の発表によれば、744の自治体が消滅の危機に直面しています。また、社会課題の解決に取り組む企業や個人は増えているものの、“SDGsウォッシュ”という言葉が示すように、表面的な対応にとどまり、根本的な解決に至らない例も少なくありません。そして、すべての人や企業が社会に対し当事者意識を持ち、問題解決に向けて行動することは難しいのが現実です。

では、私たちがこの複雑な社会の問題を乗り越え、前向きに未来へ進んでいくためには、何が必要なのでしょうか。鍵となるのは、清濁併せ吞む柔軟な姿勢を持つこと。そして、“想い”を持つ人たちをつなぎ、動き出し、新たな社会の流れ=ムーブメントを生み出すことです。関山さんのエンターテイメントを活用したアプローチは、まさにこのムーブメントづくりそのもの。そして、それはCreative Guildが掲げる「“楽しい”から始めよう」を体現するものでもあります。Creative Guildの場を通じて、多様な人々や地域をつなぎ、“元気”をたくさん共有しながら、未来を共に創り上げていきたいですね!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事