Guild名鑑 No.68　　持続可能な思いやりある社会へJHMA 専務理事 橋本 真理子さんが伝えたいホンモノのホスピタリティ

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、特定非営利活動法人（NPO）日本ホスピタリティ推進協会（JHMA）の専務理事/事務局長の橋本真理子さんです。ホンモノのホスピタリティをJHMA会員の皆さんと共に拡げ、持続可能な思いやりある社会の実現に向け、業種や業界、地域を超えて信頼関係を築き続けています。

【Guild名鑑ファイルNo.68】 橋本 真理子　/JHMA 専務理事

JHMAは1992年に設立された日本ホスピタリティ研究会を前身とするNPO法人です（2002年に法人化）。橋本さんは事務局長として、サービス業を中心とする企業や教育機関の連携を促進。業種や業界、地域の垣根を超え、JHMAのホスピタリティ・コーディネータなどの人財育成や、経済産業省創設「おもてなし規格認証」の制度運営を支えています。

そんな橋本さんが大切にしているのは「思いやり」。それは、お互いの考え方を尊重し、困った時に頼れる、自然と感謝できる信頼関係を築くことです。そしてこの「思いやり」が社会全体に広がり、次の世代へと継承していくことを常に意図しています。また、型にとらわれず自由であることも重要視。それは時代に合った「思いやり」の形を、JHMAのホスピタリティの普及への貢献という形で実現することに繋がっています。

現代社会は物質的に豊かで便利になりました。一方で、残念ながら世界中で分断が進み、格差も広がっています。戦争・紛争や災害などの複雑で解決困難な問題にも向き合わなければなりません。つまり、物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさ、すなわち橋本さんのいう「思いやり」やJHMAが伝えるホスピタリティが、国も地域も人種も世代も関係なく必要なのです。そして、この「思いやり」やホスピタリティがなければ、”楽しい”も生まれません。Creative Guildとしてもその考えを深く根付かせて共有することは必然です。“楽しい”から始まる未来づくりのコミュニティなのですからね。