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Guild名鑑 No.48 国際法と医療から未来を切り拓く! 益田 充さんの人格教育への挑戦

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、自ら国際法と医療を通じて紛争地の支援に取り組んでいる益田充さんです。紛争地での支援や医療現場での経験を活かして現在、次世代が未来を切り拓いていくための人格教育にも挑戦をしています。

Guild名鑑ファイルNo.48】 益田 充 /救急外科医およびトラウマ診療医

益田さんは現役の救急外科医およびトラウマ診療医です。しかしながらもともとは法学部出身。紛争地で困っている人の力になりたいという思いから国際的なNGOに従事し、、国際法にかかわる分野に関わってきました。そしてより直接的に、とくに命の危機に瀕している人たちを救いたいという思いから28歳の時に医療の道へ。医学部在学中からアジアやアフリカなどでの医療支援に関わり、現在も日本で医師として活動しながら、災害や紛争の現場には国境を越えて駆けつける国際救援医としても活躍しています。

そんな益田さんが大切にしているのは、一人一人が自分の人生に丁寧に向き合うこと。益田さんにとって医療は直接的に人の命を救う手段であり、大事なことは人の命を危機にさらしてしまう紛争を起こさないこと。そのためには一人一人が自分自身を知り、他人との違いを理解し、対話を通じて本当に必要なものを探求し続けられる環境が必要だと考えています。つまり、社会の仕組みであり“法”です。だから現在も医師として活動しながらも、平和のための社会システムの在り方とその実現への道を国際法の視点からも探求し続けています。

昨今、世界はより複雑性を増してきています。表面的な成果や、ときに金銭価値につながるような数字に囚われ、本質的な社会の価値が見失われてきているのかもしれません。一方で“想い”だけで突き進んでも、逆に安全な場所から評論家ぶっているだけでも、社会の問題を解決することは困難です。益田さんのような実践者が必要なのです。

これからの時代、私たちには倫理観と論理性をもち、主体的に行動する勇気と、地道に未来を切り拓き続ける胆力が必要です。そして将来にわたって平和を築いていくためには、その実践者としてのマインドセットからの育成、つまり人格教育が必要になります。だから益田さんは自らロールモデルになり、その経験値を次の世代につなげようとしています。私たちの未来は、私たち次第で変えられます。Creative Guildの場でもぜひ益田さんから学び、みんなで次なる未来を切り拓いていきましょう!

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