Creative Guild

”楽しい”から始めよう。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Guild名鑑
  4. Guild名鑑 No.53 小さい勇気と自然体な対話の実践!一般社団法人ゆずり葉 代表理事 清水 菜保子さんの”やさしさ”シェルターづくり

Guild名鑑 No.53 小さい勇気と自然体な対話の実践!一般社団法人ゆずり葉 代表理事 清水 菜保子さんの”やさしさ”シェルターづくり

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回はパートナーでもあるJPBVのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)分科会のリーダーとしても活躍している、一般社団法人ゆずり葉 代表理事の清水 菜保子さんをご紹介します。清水さんは熊本を起点にジェンダーや環境の問題に取り組んできました。そして現在は小さい勇気と対話を通じ、一人一人の心を癒し前を向くための場=“やさしさ”シェルターを社会に築いていっています。

Guild名鑑ファイルNo.53】 清水 菜保子 /一般社団法人ゆずり葉 代表理事

清水さんが代表を務める一般社団法人ゆずり葉は「共に生きる」価値を世代や立場を超えて、未来につむぐための活動をしています。特に「温かいお金」、つまり金銭的な価値だけではなく人の想いがこもったお金の流れを地域に創り出す活動をされています。また熊本地震をきっかけに、熊本子ども・女性支援ネット(Kcw)を立ち上げて被災された方たちなどを支援。2024年には新たに一般社団法人 公共善エコノミーも立ち上げ、人や環境に優しい持続可能な社会・経済づくりに尽力されています。

清水さんが大事にしていることは、まず自然体であることです。それは無理なく身近なものごとに関わり、自分自身も周囲の多様性もありのままに受け入れていくことです。何よりも傷ついた心では動きようがありません。だから対話という手段を通じて、癒しを届けることを大切にしています。一方で対話や癒しだけでは未来は変わりません。意図をもって変化に踏み出していくこと、そのための小さな勇気もまた必要です。清水さんはファシリテーションの技術を探求し、一人一人の中に眠っている勇気をそっと呼び起こす場=“やさしさ”シェルターを提供し続けています。

清水さんの取り組みは、見方によっては単に“ひととして当たり前のこと”をやっているだけとも言えます。しかしながら“当たり前のことを当たり前に”、しかも“やり続ける”ということは非常に難しいことです。もしそれができていたのであれば、SDGsなどの社会課題自体が自然と解決されてきたはずです。私たちはいま、この“当たり前”だと思っていることを改めて見つめなおすことが必要なのかもしれません。清水さんの“やさしさ”シェルターという発想は、まさにその手本とも言えます。ぜひCreative Guildの場でも清水さんにならって、小さな勇気を紡ぎ合わせ、自然体の対話を重ね、みんなで“やさしさ”シェルターを築いていきましょう。そして清水さんとともに、そのネットワークも世界に張り巡らせていきましょう!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事