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ミナトクリエイテイティブギルド

Guild名鑑 No.104 東京で北九州のひとをつなぐ。北九州市 東京事務所長 太田 知宏さんのコミュティ戦略 

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、北九州市 東京事務所長の太田知宏さんです。東京を拠点に北九州と東京、そして他地域をつなぎ、新しい可能性を創発するコミュニティづくりに取り組んでいます。

Guild名鑑ファイルNo.104】 太田 知宏/北九州市 東京事務所長

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北九州市はかつて鉄鋼で栄えていた都市。その後、OECDのスマートシティ・プロジェクトとして認められるなど、環境先進都市として変革を続けています。一方で宮本武蔵に代表される歴史や平尾台などの自然の豊かさでも知られています。そして太田さんはそんな北九州市の東京事務所の所長として、同事務所のサロンのようなオープンな雰囲気の中で、北九州出身の方たちや、北九州に関心ある人たちを東京で繋いでいます。

そんな太田さんが大切にしていることはウェットなつながり。組織名や肩書、立場などに囚われず、人間的に誠実に一人一人と地道に深い信頼関係でつながっていくことです。そして一人ひとりが持っている想いに触れ、ご自身だけでなく関わる人同士がウェットにつながっていくことも重要視しています。なぜならそれは思わぬ化学反応を起こすことにつながるからです。結局、組織や事業、そして社会を動かしているのは一人ひとりの人とそのつながりですからね。

現代社会は複雑で変化が激しく、多様な人々がいる分だけ、多様な課題と可能性が存在します。重要なのは、課題を正確に捉え、可能性を具体的なカタチにすることです。そのためには従来の東京一極集中やトップダウン的なアプローチだけでは限界があります。つまり私たちは、それぞれの地域や組織、個人が持つ強みや特色を活かし、さらなる未来に進むために、多様性を武器にすることが求められているのです。

太田さんが行政の立場で実践している”ひと”をつなぐ取り組みは、まさにこの多様性を武器にしていくために不可欠なアプローチ。しかしながらそれは社会に関わる全ての人に必要な価値でもあります。しかも同時多発的に、自律分散的に展開してこそ、より大きな価値につながります。もちろん、Creative Guildも例外ではありません。となれば、Creative Guildとしても太田さんを通じ、北九州に関わる”ひと”とウェットにつながっていきたいですね。それは、“楽しい”未来づくりをもっとパワフルなものにしてくれるはずですから。

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