Guild名鑑 No.13 白石 浩一 さん
NFTを活用した障がい者アートプログラムを展開
ART WITH ME 主宰 白石 浩一 さん
港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。今回はNFTを活用した障がい者アートプログラム ART WITH MEの主宰である白石 浩一さんをご紹介します。
【ギルド名鑑ファイルNo.13】 白石 浩一 / ART WITH ME
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白石さんは株式会社エイドの代表として福岡を中心に福祉事業を展開。これまでも発達障害を体験できるVRなど、デジタル技術を活用した福祉施策にも注力してきました。そして現在、白石さんが代表を務める一般社団法人 障害福祉推進機構で、NFTを活用した障がい者の社会参画促進のためのアートプログラムであるART WITH MEを立ち上げています。技術と思いの融合が素晴らしいですね。
このART WITH MEの最大の特徴はアートとそこに込められたストーリーで勝負するというもの。障がい者のアートを扱いはしますが、本当に大事なのはアートが持っている本質的な価値。その価値が適正に流通できるプラットフォームを白石さんは提供しています。そしてアートを通じて障がい者の方々が収益を得て、経済的に自立できる環境を創っていくチャレンジとして進めています。今の社会には絶対的に不可欠な取り組みです。
この背景には白石さん自身のストーリーがあります。ご自身のご家族に障がいがあったこともあり、18歳から障がい者福祉に関わってきました。そのなかでのアートには垣根がなく、だれしもが自分を自由に表現し、誰かを感動させ、社会を動かすエネルギーになり得ること。そしてデジタル技術を使うことで表現の自由はさらに広がり、文字通り障がいを取り除かくことができることを目の当たりにしてきたのです。これらの気づきを仲間とともに形にした結果、ART WITH MEが誕生しました。本当にここでは書き表せないぐらい深いストーリー、世代や立場を問わず一度直接聞いてもらいたい内容です。
今後、ART WITH MEは日本だけでなく、海外に向けても展開予定。すでに海外との連携もスタートしています。またアートを起点としたつながりからの事業共創も、企業や行政などを巻き込みながら進めていくとのこと。社会を変える一つの目玉になりそうです。MCGとしてもアートをは重要テーマですので、白石さんとコラボして、ART WITH MEの推進に貢献してまいります。
白石さんの経歴はこちらをご参照ください。
Minato Creative Guildとは?
港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!
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