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Guild名鑑 No.86 誰もが自分らしくあるために。港区 職員 矢ノ目 真展さんが広げる“安らぎと楽しさ”の波紋ひな形

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、誰もが自分らしくあれる未来を目指して活動する、港区 職員の矢ノ目 真展さんです。港区でつながる多様な人たちとのたくさんの対話を通じて、“安らぎと楽しさ”の波紋を丁寧に広げ続けています。

Guild名鑑ファイルNo.86】 矢ノ目 真展/港区 職員

港区 子ども家庭支援部 子ども若者支援課の課長を務める矢ノ目さんは、公務員という仕事を最高に楽しんでいます。子どもたちや外国人なども含め、地域を取り巻くたくさんの人たちにつながり、対話し、新たなチャレンジをエネルギッシュに推進。企業と連携した子育て支援のほか、以前にはウクライナから避難してきた方たちの支援にも携わっていました。またプライベートでもスポーツ推進委員、PTAや自治会の役員を務めるなど、地域社会で“誰かの力になること”に非常に積極的に取り組んでいます。

そんな矢ノ目さんが大事にしていることが“安らぎと楽しさ”。一人一人がまず安心し、心に余裕を持って、誰もが自分らしく“安らぎ”がある環境が社会に必要だと考えていらっしゃいます。そしてそこで自分が「やってみよう」と思えたことに自由にチャレンジできる、自分らしく“楽しさ”を築いていけることを大切にされています。何よりもこの“安らぎと楽しさ”を言葉でなく形にするために、まず自分自身が自分らしくやってみること、そしてそこからの気づきを伝えて周りを勇気づけていくことに強くコミットしていらっしゃいます。

現代社会は多様性の時代です。それは一人一人の違いを尊重することであり、一人一人にとって心地よい環境をつくっていくこと。しかしながらグローバルにつながり、非常に激しく変化し続ける社会の中で、全体のバランスをとっていくことも求められる非常に難しいチャレンジです。誰もが自分らしく自然とも共生しながら新しい未来を創っていける、そんな本当に持続可能な社会はこのチャレンジの向こう側にあります。

矢ノ目さんの取り組みは非常に丁寧であり、地道です。しかしそれは未来をよりよくしていく一番の近道かもしれません。もしそうだとするならば、矢ノ目さんの姿勢は公務員だから必要なものではなく、どのような組織にいようとも立場にあろうとも、私たち一人一人に必要なものだといえます。もちろん、Creative Guildにも。だからこれからも“楽しい”から始まる未来づくりのコミュニティとして、矢ノ目さんにならいながら、超地道に活動を続けていかねばなりませんね。その前提としての“安らぎ”も忘れることなく。

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