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Guild名鑑 No.23 一般社団法人ローカルカラー 代表理事 木内 孝信さん

一般社団法人ローカルカラー 代表理事 木内 孝信さん

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。。今回は中小企業診断士としても活躍され、地域密着の福利厚生サービスを通じて地域の活性化を目指す一般社団法人ローカルカラー代表理事の木内孝信さんをご紹介します。

木内さんは長野県内の金融機関や会計事務所での勤務経験を活かし、中小企業診断士としても活躍。一貫して地域の事業者の支援に関わってきました。2022年のCreative Guildの関連プログラム(”Deep Dive Jorney”の前身)にも参加し、活動の幅を広げています。その活動の原動力は、自分が住んでいる地域を誇りたい、地域が活性してほしいという思い。地方から都市への流出を少しでも食い止めるために、地域でお金が消費され次の消費を生み出す地域循環”お金の地産地消”を本気で目指しています。

【ギルド名鑑ファイルNo.23】

木内 孝信/一般社団法人ローカルカラー代表理事

その象徴的な取り組みが木内さんが手がける「ローカルメリットクラブ」。地域のお店と企業と人を福利厚生で繋いで元気にする仕組みです。すでに長野県内で約600店が登録しており、長野朝日放送(abn)のスマホアプリ「abnアプリ」とも連携。地域活性のモデルの一つとして長野県以外の地域からも注目されています。

運営の基本は地域のサービスと人をつなぐこと。まず地域で飲食など地域のお店がサービス提供者として登録。加盟料は無料で、「ローカルメリットクラブ」のHPへの掲載やSNSでの発信が行えます。その分利用者に割引やおまけなどのほか、地域ならではの”メリット”を提供してもらいます。一方、サービスを受けるには個人ではなく企業単位での登録が必要になります。従業員に福利厚生の一環で「ローカルメリットクラブ」を提供することで、従業員は加盟店を利用したときに”メリット”を受けることができます。また多くの地域の企業の従業員は地域の住民でもあります。「ローカルメリットクラブ」を使うことは、地域の魅力ある地域のお店を知るきっかけにもなっています。つまりお店にとっては集客機会に、地域の企業にとっては福利厚生の充実による従業員満足の向上に、従業≒地域の住民は地域の魅力発見につながる仕組みとなっているのです。

持続可能な経営は、持続可能な社会を実現することです。それは地域に人が集まり、地域で生まれた価値が地域で活かされ循環することです。それを具体的に実現した「ローカルメリットクラブ」は今後も注目したい取り組みです。Creative Guildとしても友達最強の精神につながるものとして、地域を超えてそのネットワークの拡大を応援していきます。


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