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サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム2025 第6回レポート

~ ~備えが未来をつくる 持続可能な経営のためのリスクマネジメント 〜リーダーシップは役割ではなく行動 チームを動かす力の源泉 〜


港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。パートナーでもある一般社団法人 長野県経営者協会が主催となり、CreativeGuildとしては企画運営に協力する形で「サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム」を開催しました。2021年度から発刊している「持続可能な経営に関する実態調査報告書(長野SXレポート)」にて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションのひとつである持続可能な経営人財育成をテーマに、3ヶ月にわたるプログラムです。このレポートでは、参加者たちがどんな気づきを得て、どんな実践のヒントを持ち帰ったのかをお届けします。

2025年9月24日、第6回セッションのテーマは「BCP(事業継続計画)」。
講師に株式会社ZOASの浅野竜一さんを迎え、「危機管理って何だろう?」という根本から考え直す1日となりました。

講師の浅野氏と一緒にほわお糸ボードの板書を見る図

危機を想像し、準備する

午前は危機管理を5つの段階に整理し、事例を使ってディスカッション。
最初は戸惑いながらも、議論を重ねるうちに理解が深まりました。

ランチは「被災時の食事」をテーマに、実際にスーパーで買い出しへ。非常食の備え方だけでなく、温かさや冷たさが心理に与える影響など、普段は気づかない視点にも触れることができました。

午後は、長野での地震発生を想定したケーススタディ。切迫した状況のなかで「どう動くか」をチームで考えるなかで、「シンプルに考えること」の大切さを実感しました。

スーパーで買い出しをする参加者
買い出しをした食品にの図

日常の習慣としての危機管理

今回の学びから見えてきたのは、危機管理はリーダーだけの責任でも、特別なスキルでもなく、組織全体で取り組む日常的な習慣だということ。
感情に流されず優先順位を整理すること、そして予防的に備える姿勢が、持続可能な経営を支える基盤になります。

参加者からは「もし現実に起きたらどう動くか?」を真剣に考えたことで得られる実感の声が多く上がり、非常食を“心理的な安心感”として捉えるなど、日常へのヒントも生まれました。

気づきをホワイトボードにまとめる参加者

次につなげる一歩

「備えが未来をつくる」という言葉の通り、小さな準備や習慣こそが危機に強い組織を育てます。
次回以降もこの学びを持ち帰り、それぞれの現場でアクションにつなげていくことが期待されます。

Creative Guild:https://creativeguild.jp/

一般社団法人長野県経営者協会:https://www.nea.or.jp/

長野SXレポート:https://www.nea.or.jp/1644.html

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