第19回ヨリミチ部「友達最強が築くローカル・ハピネス」開催レポート
いつもとはちょっと違う人たちと、いつもとはちょっと違う会話を楽しむ「ヨリミチ部」。2023年度は約3か月間のシーズンごとにテーマを分けてお届けしています。今シーズンのテーマは「デジタルな”かせぐまちづくり”〜友達最強でつなぐローカル・メリット・ネットワーク〜」。いろいろな視点から地域創生の可能性を探ってきました。シーズン2の最後となる12月部会は12/21に開催。「みんなで創る新しいローカル」と題して、地域社会がもつ可能性を解きほぐし、新たに生まれてきた挑戦とその成果、そして可能性を共有しました。
いつものようにギルドマスターの渋谷からのご挨拶の後はカジュアルな自己紹介の時間。次にクリエイティブギルド(CG)の活動拠点でもある港区産業振興センターの取り組みに加えて、同センターで活動される会員をご紹介しました。今回はセントラル・ベースの正村さんが展開する異業種交流会についてPRいただきました。いろんな場がつながって”何か“が生まれてくるセンターの魅力をみんなで共有していきたいですね。
さて、メインセッションでは改めて「デジタルな”かせぐまちづくり”」がなぜ必要なのかをギルドマスターの渋谷から紹介。競争力が低下していっている日本、そしてとくにそれが顕著になっている地方の社会循環を築き直すために、デジタルが不可欠であることを解説。そしてそこから「みんなで創る新しいローカル」と題して、3人にゲストにお話をいただいています。
一人目のゲストはSo支援事務所の代表で中小企業診断士でもある高田直美さん。東京都墨田区や南伊豆町で、士業のつながりなどを起点に地域全体を巻き込んだ、超地道な地域づくりの実践事例をご紹介いただきました。地域に対する愛情あふれるお話がとても印象的でした。
二人目のゲストはオーストリア出身でスタートアップ企業のNUNW株式会社代表取締役のレネ・パウレズィヒさん。ライフログをテーマにNFTを活用したサービス「PAZR」を提供し、地域活性だけでなくジャパンモビリティショーなどでの活用事例を紹介。テクノロジーが人をつないで新たな可能性を生んでいく、それを楽しんでいく創造的なエネルギーを共有いただきました。
そして三人目は株式会社スプールの代表取締役で、ローカルメディアの田町新聞を展開する舟橋亮人さん。仕事の枠を超えて地域と関わることで何が起きてくるのか、ローカルメディアを運用する大変さと、そこから生まれてくる可能性について地に足の着いたお話をいただいています。センターもある田町なので今後の連携も楽しみです。
といったわけで、今回はまさに「みんなで創る新しいローカル」を実践している3人の方に、超リアルなお話をいただく時間となりました。短い時間ではあったものの、それぞれが非常に印象的な内容で、深掘りし始めたらきりがないほどの濃さ。そして会場にもスマートシティや地方創生に取り組んでいる方も多数いらっしゃり、終了後のネットワーキングタイムは大盛況となりました。新しいつながりが生まれ「友達最強」の輪で次のアクションにつながっていきそうです。
さて、シーズン2はこれにて一区切り。今回のシーズン2の知見は最終的にAIツールにまとめ、ヨリミチ部に参加する方たちと共有することができました。シーズン1ではレポートとしてまとめましたが、より実践的に活用できるように対話型のAIとして、それぞれの悩みをぶつけ解決していくための“たたき台”を提供するツールとして仕上げています。そして2024年1月からはシーズン3として「共創」をテーマに、新たな試みを始めていきます。今回のつながり、学びをさらに発展させていきますので、ぜひこの場に超気軽に、まずは友達を作りに遊びに来てくださいね。それがきっと次の未来の可能性になりますので。
次回からはシーズン3!「Co-Cteate(共創)」~ひとを強く×友達最強~」をテーマにお届け
開催日:2024年1月17日(水)
時間:開場18:15 開始18:30 終了20:00(予定)
テーマ:「なぜ共創するのか」
ゲスト:
片岡 裕さんの紹介 :https://creativeguild.jp/archives/878
柴田 照恵さんの紹介:https://aclarar-gk.com/
岡 浩子さんの紹介 :https://creativeguild.jp/archives/650
ヨリミチ部とCreative Guild
港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるためのコミュニティが「ヨリミチ部」です。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「イドバタ」と、勉強会形式で多様な視点からいまの時代に必要なことを学び共有する「ヨリアイ」などを展開。
この「ヨリミチ部」から派生し、一般社団法人Creative Guildでのプロジェクト活動などが広く展開されています。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!
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