サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム第7回レポート
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。パートナーでもある一般社団法人長野県経営者協会が主催となり、CreativeGuildとしては企画運営に協力する形で「サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム」を開催しました。2021年度から発刊している「持続可能な経営に関する実態調査報告書(長野SXレポート)」にて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションのひとつである持続可能な経営人財育成をテーマに、内容を一新した約半年間にわたるプログラムです。
2024年10月11日に開催された第7回では、株式会社やまとわの中村博氏と、信州大学大学院の牧嵜さんを講師に迎え、「ESG経営」をテーマにしたセッションが行われました。会場は豊かな自然に囲まれた伊那市の里山。参加者は森林の持続可能性や生物多様性について学び、LEAPアプローチ(環境評価ツール)を体験しました。また、盆栽ワークショップや、たき火を囲んだリラックスした雰囲気の中での対話セッションも行われ、自然と企業活動との関わりについて深く考える時間となりました。
今回のセッションでは、参加者がESG経営や自然資本について新たな視点を得る機会となりました。特に、森林での体験を通じて、自然とのつながりを考えることが難しいと感じながらも、参加者一人ひとりが深い学びを得ていました。たき火を囲んでの対話セッションでは、リラックスした環境の中、活発な意見交換が行われ、参加者同士の交流も深まりました。
日頃、ESG経営やネイチャーポジティブといったテーマに触れる機会が少ない参加者にとって、このプログラムは、自然資本と企業活動とのつながりを再認識する貴重な体験となりました。LEAPアプローチによるリスク評価や、企業戦略への活用について考えることで、持続可能な経営に向けた意識が一層高まりました。また、紹介された「自然共生サイト」に長野県の企業が登録されていたことも、地元に根ざした活動が評価されている証拠として、参加者にとって嬉しい出来事でした。
プログラムは2024年11月まで全8回のセッションを予定しています。今後も、深い対話を通じて参加者同士が刺激し合い、持続可能な経営の実現に向けた具体的なアクションプランを模索していきます。。次回のセッションレポートもこのCreative GuildのWEBサイトでもご紹介していく予定ですので、お楽しみに!
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