第5回ヨリミチ部 開催レポート
(11月ヨリミチ部テーマ)
スポーツ×ヘルスケア ~スポーツでつながるオープンイノベーション~
港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。2022年11月1日に第5回ヨリミチ部を開催しました。
今回は、MCGで応援しているFCフェニックスの代表 田中さんをメインゲストに、スポーツとヘルスケアを掛け合わせ、新しい社会の在り方を探ろう!という場。さらにスポーツとヘルスケア分野から実践者も特別ゲストでお招きしました。ちなみにヨリミチ部は、仕事帰りにヨリミチして誰かの面白い体験を聴きながら楽しいつながりをつくる、ちょっとディープな井戸端会議です。
さてさて、今回は特別ゲストも盛りだくさん。ということで早々にギルドの取り組みについては切り上げてメインセッションへ。一番手は田中さんより港区からJリーグ入りを目指すFCフェニックスの平和サッカーへの取り組みのお話し。現在、MCGでもプロジェクト化してその活動を支援しているところです。
そして、次に登場いただいたのはプロバスケットボールリーグ B1リーグの信州ブレイブウォリアーズ 代表の片貝さん。現役のプロスポーツチームの経営者です。メタバースなどの新たなコンセプトを取り入れ、地域とともにとりくむチーム作りについてお話しいただいています。ちなみにスポーツは見るだけでも健康にいい、ということがデータでも証明されているそうです。
3番目からはヘルスケア分野に。ここでは信州大学発ベンチャーである株式会社ウェルナス 代表取締役の小山さんが登場。ナスは、実は高血圧や睡眠に効果がある機能性食品。それを研究し、世界初の機能性食品としたストーリーをご紹介いただきました。さらに、一人一人に合わせて健康になるための食事を提案するアプリも開発中。2023年1月サービス提供開始とのことで、非常に今後の展開が楽しみです。
最後は、長崎大学大学院教授で医師の篠原先生。メンタルヘルスの研究の分野で、とくに母子のコミュニケーションについての第一人者。いかにして母性が生まれるか、赤ちゃんがどうやって愛情を受け取るのか、という専門的なお話をとても分かりやすく解説いただきました。そして今後、子どもたちの心身の健康のための構想も発表。港区で展開するとのことで、これまた今後の展開が楽しみです。
次回のヨリミチ部は、11/25(金)19時〜「つながるまちづくり」と題して、実際に地域で活躍されている方同士でのトークセッション。港区からは東麻布で活動している麻布島崎屋の室岡さん。福島からは東日本大震災以降支援活動を続けている実業家の三浦さん。そして三重からはモビリティでの地域づくりに取り組む大日本印刷の松浪さん。それぞれの立場から、地域を超えたつながりが創るまちづくりの可能性を、参加者も交えて描いていきます。
Minato Creative Guildとは?
港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!
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