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ミナトククリエイティブギルド

第1回 ヨリアイ by ヨリミチ部

ダイバーシティな未来のデザイン 「-マイノリティが創る可能性 featuring ART WITH ME-」

港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。ワイワイと繋がって新しいことを仕掛けていくヨリミチ部で新たな試みとなる「ヨリアイ」が6月1日にスタートしました。ちょっと真面目に、世の中のいろんな問題に目を向け、みんなで深堀りする場になっています。

 今回のテーマは「ダイバーシティな未来のデザイン -マイノリティが創る未来の可能性 featuring ART WITH ME」。世界規模での問題にもなっていて、意外と身近にもあるマジョリティとマイノリティの対立や衝突。よく指摘されるように抑圧を受けているマイノリティもいれば、違う視点では特権を享受しているマイノリティもいる。そんな問題をいろんな方たちと一緒に対話し、深い気づきを得ていく場は、MCGとしても非常に貴重な機会となりました。

 まずは、みんなの「チェックイン」タイム。初めましての人たちもいる中で、「今どんな気持ち?」「何を期待してここに来ましたか?」「不安に感じていることはなんですか?」そんなことを各自スマホで入力フォームに投稿。そして話題のChatGPTを活用すると、どんな気持ちで、どんな意識で、ここに集っているのかがとてもクリアに言語化されました。それだけで、まだお話ししたことのない人たちとも、ほのかな連帯感が生まれるから不思議です。

ミナトククリエイティブギルド

そして、「マイノリティ」という視点に立ってみて、「今ここの時代ってどんなふうだろう?」「昔はどうだっただろう?」「これからの未来はどうなって行くだろう?」っていうことを考えるワーク。ここでもまた、みんなのスマホとChatGPTを組み合わせて活用すると、ひとりひとり歩んできた道は違うはずのに、大きくひとつにつながり合って同じ世界に生きてきた感覚がハンパじゃない!!

そうやって統合された視点を踏まえて行われる「アイスブレイク」。ディスカッションというほどではないのですが、数人のグループを組んで、お互いが抱いた印象や感想をシェアし合う。こうしたサイクルを繰り返すことで、最初のほのかな連帯感が、より深い一体感に繋がっていきました。  

また、NFTの仕組みを活用して、障がい者にもアーティスト、クリエイターとしての自立の可能性を広げる取り組みを進めているプロジェクト ART WITH MEの事例を紹介。いわゆるWeb3.0と呼ばれているデジタルのトレンドをいち早くとらえて、社会問題の解決へと活用する事例には、まだまだ「?」な部分もありつつも、みなさん興味津々で聞き入っていました。

今、この世の中は、たくさん問題も課題もあるけれど、視点や意見の違いもあるけれど、分断や衝突も起きるけれど、それでもみんなが素敵な未来を目指して、どこかで何かを頑張りつづている。きっと人々の知恵はいろんなことを乗り越えられる。そんなふうに思うことのできたイベントでした。第2回目も楽しみです!


Minato Creative Guildとは?

港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!

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