AI×ファシリテーションで見出す、今必要なホスピタリティ(JHMA共催イベントレポート)
2024年10月9日、日本ホスピタリティ推進協会(JHMA)とCreative Guildの共催イベント「ヨリミチ部 meets JHMA AI×ファシリテーションで、みんなと考える“ホスピタリティ”」をオンラインにて開催しました。全国各地、大手企業やスタートアップ、フリーランス、行政・金融関係など多様な分野から、約50名の方々が参加。1.5時間にわたる参加者同士の対話とAIの整理により、今必要なホスピタリティの在り方をレポートにまとめ共有することができました。
今回のイベントはすべてオンライン(ZOOM)で開催。Creative Guildのギルドマスター 渋谷 健がファシリテーターを、JHMAの執行理事である渋谷 行秀さんがコメンテーターをそれぞれ務め、参加者との対話を盛り上げながらも深めていきました(ちなみに同じ苗字ですが、それはたまたまです)。オンラインの環境を活かして参加者はオンライン・フォームに入力したり、小グループに分かれて対話をしたりしながら意見を共有。さらにAIの力を借りて全体をまとめていくことで、今時代にどのようなホスピタリティの在り方が求められているのか、今起きている問題や目指す姿、そのために必要なアクションが整理されていきました。
ご参加いただいた皆様のバックグラウンドは非常に多種多様。大企業もスタートアップも行政・金融関係もフリーランスもいらっしゃり、関わる地域も異なります。しかしながらホスピタリティに強い関心を持っていることは、皆さん一様にして同じ。むしろその多様性が新しい発見をもたらし、参加者にとっては刺激的で純粋に楽しめる時間になっていたようでした。またAIがサポートすることで、単に対話するだけでなく、全員の知見を統合・整理し、実践につなげる可能性も見出していくことができました。
今回のイベントを通じて見えてきたのは、ホスピタリティが社会信頼の基盤であるという点です。領域や地域を問わず、誰にとっても欠かせない要素です。しかし、表面的な理解に留まり、既存の利害関係に縛られて実践に結びつかない現実もあります。この問題意識を共有できたことで、これからの時代に必要なホスピタリティの在り方に少しでも貢献できたのではないかと思います。今後もこうした“楽しい”から始まる未来づくりのための探求の場を皆様とご一緒していければ幸いです。ホスピタリティについてもまだまだ探求していかねばなりませんからね。
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