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ミナトクリエイテイティブギルド

2023年シーズン2 第1回 ヨリアイ by ヨリミチ部

「デジタルの先にあるローカルの未来」開催レポート

いつもとはちょっと違う人たちと、いつもとはちょっと違う会話を楽しむ「ヨリミチ部」。持続可能な社会に向けての大きな課題でもある地方創生をテーマにした、2023年のシーズン2「デジタルな“かせぐまちづくり”~友達最強でつなぐローカル・メリット・ネットワーク~」でも、勉強会形式でいろんな視点から、いまの時代に必要なことを学び共有する「ヨリアイ」がスタートしました。

第1回目は「デジタルの先にあるローカルの未来」をテーマに10月4日に、リアルとオンラインのハイブリッド形式で開催。港区や長野ほか多地域からの参加者の皆さんの意見も踏まえ、これから自分たちができることを深堀りしていきました。

 最初のチェックインとしての自己紹介タイムや、セッション中のアイススブレイクでの話し合いも含めて進めていくことで仲間意識が自然と深まっていきました。そして「ローカル」という観点から見たときに、今まで自分たちが歩んできた過去はどんな意味を持つのだろう。このまま進んだら未来はどうなってしまうだろう。その中で希望を抱くことのできる未来のシナリオはどんなものだろうか。それらについて参加者同士でたくさんの意見意見を出しあいながら、AIで論点を統合的に整理してゆくことで、共通の認識と合意にもとづいた、より深い議論をすることができました。

その中からまず見えてきたものは、地域間の格差が広がる現代と、その延長にある地域社会が衰退し、消滅していく未来。当然ながら地域社会が持続可能でないのであれば、そこにあるビジネスも、暮らしも持続可能にはなりません。一方でもともともある緊密な関係性と急速に進むデジタルを活用することで新たな可能性も見えてきました。それは地域独自の価値を軸にカーボンニュートラルなどの世界的なテーマにも対応した自律的かつ持続可能な地域社会。そしてそれを実現していく地域の特色あるビジネスや暮らしの在り方。とくにそのためには改めて地域社会での心理的安全性の確立や、教育システムの見直し、そして地域から直接グローバルにつながる発想が必要になってきます。地域デザイン学会などでも紹介している”かせぐまちづくり”のアプローチが大きなヒントになっていきそうです。今回は地域で実際展開するにあたってどのようなアクションが必要なのか、その大枠までを整理するに至っています。

ミナトクリエイテイティブギルド

わずか2時間程度ではありましたが、多様性ある対話はやはり気づきにあふれていました今回見つけることのできた”新しい可能性の未来”を友達最強で実現していくためにCreative Guild等での活動も引き続き推進して参ります。公式プロジェクトであるソーシャル・デザインにも直結してくるので、今後の展開、楽しみにしていてください。  


※ヨリミチ部とCreative Guild

港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるためのコミュニティが「ヨリミチ部」です。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「イドバタ」と、勉強会形式で多様な視点からいまの時代に必要なことを学び共有する「ヨリアイ」などを展開。

この「ヨリミチ部」から派生し、一般社団法人Creative Guildでのプロジェクト活動などが広く展開されています。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!

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