Guild名鑑 No.87　ブレイクスルーを日常に！順天堂大 2年 小野寺 佑さんの自己探求で切り拓く創造性

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは順天堂大学2年生の小野寺 佑さん。VRの世界を楽しみながら、独自のアート的な視点からブレイクスルーを日常の中で当たり前に起こしていくためのチャレンジを続けています。

【Guild名鑑ファイルNo.87】 小野寺 佑　/順天堂大学国際教養学部2年

小野寺さんは現在、順天堂大学国際教養学部の2年生。デジタル領域に強い関心があり、VRや3Dモデリングを活用した創造的な活動に取り組んでいます。また、VR SNSを通じてクリエイターたちと交流を深め、その影響を受けながら自分自身もアート作品の制作に注力。またコミケ(コミックマーケット)関連の文化に強い関心を寄せながら、地域や世代を超えた交友と活動の幅を広げています。

そんな小野寺さんが大切にしていることは自己探求です。それは周囲の評価や承認欲求に囚われるのではなく、自分自身が好きなこと・楽しいと感じられることに情熱を注ぎ、真摯に学び、創造的に行動し続けること。見方を変えれば、自分を客観視し、自分が持っている本当の価値を引き出していくことでもあります。つまり、小野寺さんの言う自己探求とは、本来だれもが持っている、限界を突破して新しい可能性を開く、いわばブレイクスルーを起こすための力そのものです。

インターネットの普及により、現代社会は誰もが気軽につながれるようになりました。一方でそれは、他者と比較し、評価を気にするあまり、ステレオタイプに自分をはめこんでしまう状態を創っているかもしれません。本質的な変化を恐れ、挑戦を諦め、現状維持に見せかけた緩やかな衰退を止められなくなっている、とも言えます。つまり、改めて今、ブレイクスルーを起こしていく力が必要なのです。そしてその力を特別なものではなく、日々の中で当たり前に発揮し、継承していくことが必要です。自分が好きなことを”楽しむ”ことはその原点の一つであり、非常に重要なアプローチ。つまりは“楽しい”から始める未来づくりのコミュニティであるCreative Guildの場でも、小野寺さんが見据える未来を共有し、より創造的にブレイクスルーを起こしていくことは必然ですね！