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Guild名鑑 No.106 人間性で紡ぐ未来。 須藤 覚斗さんが挑む次世代のコネクション・ハブ
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、学生団体Uni-Futuresを運営する須藤 覚斗さん。メディア制作などを通じて人間性の大切さを伝えながら、信頼をつなぎ次世代の挑戦を支えるコネクション・ハブの実現を目指しています。
【Guild名鑑ファイルNo.106 】 須藤 覚斗/学生団体Uni-Future共同代表 |
須藤さんが運営するUni-Futuresは、学生がメディア制作を通じ、実際に企業と仕事をしながら経験を積んでいくための場を提供しています。2024年10月にはハンディキャップを持つ人々の活躍やそれを支援する環境をレポートしていくためのメディア「Beyond-Map」もスタート。そしてこれらの活動はより多様な人が信頼をもってつながり、既存の枠組みに囚われないチャレンジを広く可能にしていくコネクション・ハブの実現に向けて推進されています。
そんな須藤さんが大切にしていることは、一言でいうならば人間性。一人ひとりが持つ個性を尊重し、丁寧に向き合い、地道に信頼関係を築いていくための誠実さと言うこともできます。それは表面的なコミュニケーションではなく、相互の信頼を深め、共創を促進し、個々の成長にもつながります。また、多様性が求められる現代社会において人間性への理解は重要であり、とくに次世代を担う若い世代には欠かせない要素です。だからこそ学生団体という仕掛けを使い、次世代を考えるべき企業に働きかけるアクションを実践しているのです。
情報が溢れ、AIも非常に手軽に使えるようになった現在、私たちは“それらしいもの”を簡単に手に入れることができます。しかしながらそれは本当に自分自身の実力といえるものなのでしょうか。ともすれば固定観念にとらわれ、情報に踊らされ、倫理観を失い、AIに使われる側になってしまう恐れをはらんでいることを忘れてはいけません。つまり私たちには本質を探究する力が改めて求められているのです。
では、いかにして本質を探究していけばよいのでしょうか。そのためにはぶれない軸が必要です。つまりは自分自身を知ること、自分自身の人間性を磨くことが重要なのです。そのうえで多様性に触れ続け、地道な試行錯誤を重ねれば、ものごとの本質は自ずと見えてくるのです。今、須藤さんはそのチャレンジの真っただ中。しかしながらすでにその姿勢に学ぶものはどの世代にとってもあるはずです。Creative Guildは持続可能な未来のための場。須藤さんをはじめこうしたチャレンジをする方たちは、これからも積極的に応援していきます!もちろん“楽しい”のエネルギーをみんなで共有しながら。
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