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ミナトククリエイティブギルド

Guild名鑑 No.18 ART WITH ME アート・ディレクター 武藤 樹一郎さん


ART WITH ME アート・ディレクター 武藤 樹一郎さん

港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato
Creative Guild(MCG)」。今回はアートやデジタル・テクノロジーの分野で活躍され、NFTを活用した障がい者アートプログラム ART WITH MEのアート・ディレクターも務める武藤 樹一郎さんをご紹介します。

【ギルド名鑑ファイルNo.18】

 武藤 樹一郎/ART WITH ME アート・ディレクター

ミナトククリエイティブギルド

 武藤さんは何といってもそのキャリアが素晴らしいのです。18歳で単身渡米し、芸術大学で学長賞をとり卒業後、国連にも勤務。2001年にはロックフェラー財団の支援も受けて活動し、ウェブ制作では全米トップデザイン賞等多数受賞。その後コロンビア大学を学部長賞で卒業。現在も日本だけでなく海外でも活躍し、500以上の教育アプリを開発。いわゆる天才です。そして白石さんとつながり、ART WITH MEの展開に取り組んでいます。

 すでに展開しているART WITH MEは、武藤さんの目からは一段と深い意義のあるものになっていることが受け取れます。それは障がいなどのハンディキャップと言われているものは特殊な社会の可能性であり、それを社会に示す場となっていること。そして次の時代に意味のあるものを残し、紡ぐための存在となっていること。単に障がい者アートを流通させるのではなく、未来に残す新しい社会の形を築く取り組みとなっているのです。つまりART WITH MEは社会変容プログラムとして描かれているのです。

 特に武藤さんが大事にしていることはアートに込められたストーリーです。このストーリーはそれぞれ一人一人の目から見た今の時代の在り方と、そこに何が必要かを探究し実際に動いてこそ生まれるものです。同時に多くの人が共感をもって関われることも大事になさっています。ゆえにART WITH MEではNFTをはじめとするデジタル環境が効果的に活用されています。アートとデジタルに精通している武藤さんだからこそのスマートなアプローチですね。

そして何よりも武藤さん自身が当事者の目線でこうしたアプローチをとっていることがこのプロジェクトのコンセプトに“重み”=納得感・説得力を与えています。武藤さん自身は生まれながらに障がいをもっていらっしゃいますが、それとは関係なく探求を続けたからこその“今”を築き上げています。ART WITH MEが多くの人や企業の関心をひきつけていっている理由の一つは間違いなく武藤さんの在りようへの共感でしょう。Creative GuildもART WITH MEの賛同者の一つとして引き続きその推進に貢献して参ります!

武藤樹一郎
コロンビア大学(ニューヨーク)デジタルメディア科修士(学部長賞受賞で卒業)。School of Visual Arts(ニューヨーク)視覚芸術科学士(学長買取賞受賞で卒業)。2000年ニューヨーク国際連合PKOにて業務を担当後、2001年ロックフェラー財団より出資(エスカパプロジェクト)。リーバイスやニューヨークアートフェスティバルなど数々のウェブ制作で全米トップデザイン賞等多数受賞。2003年SILVERSPACE Corp.(ニューヨーク)、2013年株式会社 GLODING Inc.設立(日本)、2019年GLOBAL CODING(インドネシア)、行政や企業等の顧問や役員を就任。現在は500タイトル以上の教育アプリをリリース。


Minato Creative Guildとは?
港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!

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