
サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム2025 第4回レポート
~ 組織はチームから生まれる 〜実践から学ぶ、信頼のつくりかた 〜
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。パートナーでもある一般社団法人 長野県経営者協会が主催となり、CreativeGuildとしては企画運営に協力する形で「サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム」を開催しました。2021年度から発刊している「持続可能な経営に関する実態調査報告書(長野SXレポート)」にて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションのひとつである持続可能な経営人財育成をテーマに、3ヶ月にわたるプログラムです。このレポートでは、参加者たちがどんな気づきを得て、どんな実践のヒントを持ち帰ったのかをお届けします。
2025年8月19日、第4回セッションのテーマは「チームビルディング」。
顔なじみの参加者も増えてきて、今回はスタート前からちょっとリラックスした空気。
今回のテーマは「チームビルディング」。講師は、組織開発の専門家・株式会社ベクトルマネジメントの石塚忠さんです。

午前:ゲームで学ぶ、チームの力のつくりかた
午前中は、「人材力」「組織力」「関係力」の3つを軸に、チーム力を高めるためのフレームやマネジメントの視点を学びました。
そしてそのあとは、情報を整理・共有しながら正解を導くゲーム形式のワークにチャレンジ!
制限時間のなかでどうやって情報を伝え合い、同じゴールを目指すか。
チームの中での情報共有の大切さや、“共通認識”の難しさを、リアルに体感できる時間でした。
午後:あえてうまくいかない経験から、気づくこと
午後のワークは、なんと「目的が明かされない」「コミュニケーションも制限される」という、ちょっと難易度高めのゲーム。やってみると、「伝えたいのに伝わらない」「ズレてるけど気づけない」…そんな“組織あるある”が続出。
でもそのあとの振り返りでは、チームの成長段階や、心理的安全性のある関係づくり、コーチングの基本などを学びながら、体験がどんどん自分ごとに落とし込まれていきました。
実務と重なる気づきが多かったようで、参加者からは具体的でリアルな質問が続々。
セッションはどんどん熱を帯びていきました。

理想と現実のあいだで、リーダーとして何ができるか
セッションを終えた参加者からは、
- 「理想と現実のギャップを感じつつも、目指したいリーダー像が少し見えた」
- 「対話と信頼が、チームを育てる一番のカギだと実感した」
といった声が聞こえてきました。
学びが少しずつ、「実践」に変わりはじめている
これまでのセッションで得てきた学びや気づきが、少しずつ参加者の中で実践へとつながり始めています。それぞれの現場で、どんなリーダーシップを発揮し、どんな持続可能な組織をつくっていくのか。
そのヒントや勇気をもらえる、そんな1日になりました。
今後も、学びと実践の“循環”がさらに深まっていくのが楽しみです!
この記事へのコメントはありません。