第3回 ヨリアイ by ヨリミチ部
「ひとを活かすビジネスのデザイン -マイノリティがもたらすイノベーション featuring ART WITH ME-」開催レポート
港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。ワイワイと繋がって新しいことを仕掛けていくヨリミチ部で新たな試みとなる「ヨリアイ」がスタートし、7月27日は3回目の開催となりました。ちょっと真面目に、社会のいろんな問題に目を向け、みんなで深堀りしていく場として広がっています。
3回目となる今回のテーマは「みんなで叶える私のストーリーデザイン -マイノリティを武器に踏み出そう featuring ART WITH ME です。大きな社会課題でもあるマイノリティへの理解と共生。前回までの参加者全員での共同ワークの意見も踏まえて、「具体的なボトルネックは何だろう?そして現状と理想のギャップを越えるには、私たちは何をしたら良いのだろう?」を、みんなで一緒に深く探究する機会となりました。もちろんChatGPTなどの最先端のテクノロジーも活用しています。
まずはウォーミングアップは、オンラインで繋がっているみなさんも含めた軽い自己紹介タイムと、前回までのプロセス&アウトプットの振り返り。「細かく見ていくと、誰しもが何らかの部分でマイノリティでもあること」と、そのことでひとりひとり「生きづらさ」を抱えている部分があり、逆に「既得権益」を受けている部分もあったりしないだろうか。そんなことを見つめ直す機会でした。
そして今回はより具体的な行動に向けて、今までの集合知をグッと凝縮させ、これからの実践的なアクションへのヒントを探る段階です。いくつもの設問への自分なりの答えを出し、AIを活用してみんなの共通認識を探ります。その後はみんなでアイスブレイク。思考と対話のサイクルを繰り返しながら、ダニエル・キム博士の「成功の循環モデル」と野中郁次郎博士の「SECI(セキ)モデル」を掛け合わせたフレームに落とし込むことで、これからの私たちの羅針盤ともいえるような創造的な共通認識に辿りつくことができた。そんな感覚を受けました。
これからの持続可能な社会に向けて、自分たちのいる場所で何ができるだろう?ということについて、みんなと楽しく、でも真面目に探求していけるヨリアイと、そこから広がっていく人々との繋がり。ふつうに暮らしていたら人とは話さないような、心の深い部分まで含めた意見の交換ができる。そんな「場」が、これからたくさん増えたら良いなと感じました。
Minato Creative Guildとは?
港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、今回のような真剣な話し合いの場である「ヨリアイ」、そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!
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