第11回ヨリミチ部 2023年4月12日 開催レポート

（2023年4月ヨリミチ部テーマ）
「みんなで始める友達最強なオープン・イノベーション」

　港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild（MCG）」。2023年4月12日に第11回となるヨリミチ部を開催しました。
今回のテーマはオープン・イノベーション。MCGの活動拠点である港区立産業振興センターのゼネラル・マネージャー西岡さんをゲストにむかえ、今回も大人数で熱量の高い時間を共有しました。

　まずは、ギルドマスターの渋谷からのご挨拶と、 みんなにどんなふうにMCGを使ってもらえたら嬉しいのか、そして、NFTアートの仕組みを活用し障害者自立を応援するプロジェクトArt With Meや「平和サッカー」をコンセプトにJリーグ入りを目指す港区のサッカークラブ FC PHOENIXとのパートナーシップ、またビヨンド・ザ・ボーダー2.0との連携などを通じて他の地域へも広がりを見せていることを説明。MCGとつながるさまざまなプロジェクトが社会的に形になり前進してます。

　後半は、 ギルドマスター渋谷と今月のゲスト西岡さんのトークセッション。 まだまだ生まれたての港区立産業振興センターは、港区のオープン・イノベーションを活性化していくために何ができるだろう。これからどんなことを見据えて、何をしていったら良いのだろう。その基軸を探るため、渋谷からさまざまな視点の質問が次々に飛んでゆくなか、時に自分の内側に深く潜るための沈黙を挟みつつも、丁寧に、しかし明瞭かつ簡潔に答える西岡さんに、会場の誰もが西岡さんのミッションへの真摯さを感じたのではないでしょうか。

そして見えてきた基本コンセプトの「 時代の潮流を読んで、 今の社会に求められる価値を選択し、集中投資する。」ことと、中核アクション「 何かしたいんだよね、で動ける、 ゆるいけど芯の通ったコミュニティの形成　そのテーマに向けた場を創り続ける。」こと。それは多くの人々の期待と信頼にこたえていく指針となりうるしっかりしたコンセプトで、まさに「共創的」に形づくられる「オープン・イノベーション」にふさわしいステップとなりました。　　　

また今回の締めくくりもArisaの部屋。4月20日の皆既日食とその後の水星逆光の中で、もし停滞を感じても、コツコツひとつづつ対応していくことが大事なようです。終了後には、港区の夜景を眺めながらまるでパーティのようなネットワーキングタイムも実施しています。みんなでワイワイと新しいつながりを楽しむひとときを過ごしました。

次回のヨリミチ部は、2023年5月18日(木)18:30〜開催。　　

「みんなで未来をアートしよう～障がいとアートと社会 featuring ART WITH ME～」と題して、白石さんと武藤さんをゲストにお招きいたします。

Minato Creative Guildとは？

港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です！