Guild名鑑 No.27 株式会社Ccobi 代表取締役 古後 理栄さん
株式会社Ccobi 代表取締役 古後 理栄さん
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回は、一級建築士で、地域に根ざしたコミュニティをデザインする株式会社Ccobi 代表取締役の古後 理栄さんをご紹介します。
福岡県出身の古後さんは東京の大手インテリア設計事務所でキャリアをスタート。結婚を機に長野に移住し、2014年には長野市初のコワーキングスペース「CREEKS COWORKING NAGANO 」を設立しました。その後、子育て支援を目的とした「akichi」プロジェクトやコミュニティカフェ「tsunagno」の開設など、地域と社会を繋ぐ様々な事業を展開。長野県信用組合とCREEKSで地域特化型クラウドファンディングサイト「Show Boat」など異分野の連携にも取り組んでいます。そして2023年には多様な価値観の交流を促し、コミュニティをデザインする株式会社Ccobiを設立。現在は地域コミュニティと地元企業の繋ぎ役になり、プロジェクトを推進しています。
こんなパワフルな活動を展開する古後さんの軸は何といってもデザイン、つまり「アイデアを行動に移し、形にすること」です。VUCAで先が見えない世の中だからこそ、既存の考え方にとらわれずに新しい切り口から感動を創造していくことがより重要になっています。古後さんはそれを空間や組織として実現していくことで、新し価値を届けることにチャレンジし続けています。それが地域のコミュニティや大企業、行政、金融などを動かすことにつながっているのです。
【ギルド名鑑ファイルNo.27】株式会社Ccobi 代表取締役 古後 理栄さん |
そんな古後さんが目指すのは、より多様な人々がそれぞれの形で幸せになれる地域社会づくり。Ccobiが目指すコミュニティの在り方です。地域での女性や外国人の活躍の支援、病気や障害になっても安心して暮らせる環境づくりなど、より深く社会課題に切り込んでいっています。そしてすでにCreative Guildの場にも積極的にかかわり、Deep Dive Journeyにも参加してこれらの活動に関わる仲間を増やしてくれている古後さん。今後どんなコミュニティがデザインされていくのか、期待が膨らみます。
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