Guild名鑑 No.30 中学生ファシリテーター&デザイナー KURUMIさん
中学生ファシリテーター&デザイナー KURUMIさん
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回は中高生のコミュニティづくりに取り組んでいる、未来のファシリテーター&デザイナーのKURUMIさんをご紹介します。
【ギルド名鑑ファイルNo.30】 KURUMI / 中学生ファシリテーター&デザイナー |
KURUMIさんは現在中学生。以前からアートやデザインに興味をもち、イベントのチラシなどを制作。現在は3D技術の活用にも取り組んでいます。そして最近では社会課題にも関心を強く持ち、Creative Guildのヨリミチ部などをきっかけに、世代や立場を超えて、イベントや勉強会に参加するなどにチャレンジをしています。特に最近では同様に社会課題に関心を持つ中高生ともつながり、自らがファシリテーターとなって対話の場をつくっています。
そんなKURUMIさんが大切にしていることは「みんなが仲間を大切にし、人を信じ、そして自分の人生を楽しむこと」。その背景には、今の社会は堅苦しく窮屈になっており、社会は変えられないというあきらめ感が強くなっている、という強い問題意識があります。そしてそれが考えを押し付け合い、囲いあって、分断を起こし、停滞感を生んでしまっているとも指摘しています。学校だけでなく、いろんなチャレンジをして、“今の大人”と対話してきたKURUMIさんのこの言葉は、真摯に受け止め向き合うべき現実です。
一方で「それぞれが自分が好きなことを世の中に役立てていける社会」を創りたいというビジョンをKURUMIさんはもっています。現状に悲観するのではなく、どうやって楽しい未来を創造していくのか。もちろんそのためにはたくさんの知恵が必要です。だからKURUMIさんは、たくさんの“今の大人”にインタビューをしていくプロジェクトをスタートすることになりました。テーマは「これからに未来に向けて、私たちはどうしたらいいのか?」。KURUMIさん自身がどうするかだけでなく、“今の大人”がどうしていくのかを純粋に問いながら探求を深めていきます。Creative Guildとしても非常に関心のある内容なので、全面的に協力していく予定です。どんな未来が見えてくるのか、続報を楽しみにしていてください。
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