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Guild名鑑 No.31 アートギャラリーマイク・ベイリー・ラックス オーナー 

アートギャラリー マイク・ベイリー・ラックス オーナー マイケル・ピアースさん

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回は都内でアートギャラリー「マイク・ベイリー・ラックス(Mike Bailey Lux)」を開いている、アメリカ・シアトル出身のマイケル・ピアースさん(Mr. Michael Pearce)をご紹介します。

【ギルド名鑑ファイルNo.31】

マイケル・ピアース / アートギャラリー マイク・ベイリー・ラックス オーナー

マイケルさんが日本に来たのは25年前。現在はアートギャラリーを運営し、フランスなどヨーロッパンの家庭で受け継がれた価値あるアート作品を日本で販売し、ナポレオン時代の貴重な作品を含むコレクションしています。都内のギャラリーにも17世紀の作品なども展示されていますがこれはごく一部で、千葉でも大量のコレクションを保有されています。またマイケルさんの奥様は医師で、そのクリニックにもコレクションを提供し、アートを通じて患者さんに癒しを提供しています。

そんなマイケルさんは、物質的な価値よりも人々の体験やストーリー、そしてそれらが紡ぐ歴史や文化を大切にしています。だからこそ、日本の文化や歴史にも非常に敬意を払い、その独自性を深く理解されています。とくに日本が変化を取り入れながら進化してきた文化に着目しており、むしろ日本人が学ぶべき示唆をたくさん与えてくれます。また障害の有無や国籍などに関わらず、多様な人々がつながり、相互に学び、理解しあい、未来を築いてくことを大切にしています。アートはそのためのマイケルさんにとっての重要なアプローチとなっています。

一方でマイケルさんは、現代社会が物質的および金銭的な価値に偏重していることを日本の課題の一つとして指摘しています。特に地域社会では、自分たちの文化や歴史を学ぶ機会が不足していると感じています。だからこそマイケルさんは、本来の「人の価値」とは何かを探求することの必要性を強調しており、これを解決するためには、年齢や地域を問わず、日本人も外国人も含めた対話の場、つまりコミュニティが必要だと考えています。この課題はCreative Guildとしても直面しており、取り組むべき点です。マイケルさんとの今回の繋がりを機に、Creative Guildとしても未来を描くための多様な場を創造し、より多様なコミュニティとして発展していきたいと考えています。

アートギャラリー マイク・ベイリー・ラックスの様子


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