Guild名鑑 No.40 学びは遊びだ!荒木秀典さんの表現教育革命
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、表現教育者として演劇を通じて社会を変革しようとする荒木秀典さんです。ちなみに現在は文部科学省にお勤めしながら、劇団の代表としても活動されています。
【Guild名鑑ファイルNo.40】 荒木秀典/表現教育者 |
荒木さんは広島出身で、幼少期から演劇に親しんできました。学生時代に演劇の魅力とその可能性を知り、劇団を立ち上げています。その後、自己肯定感を上げるとともに、難しい問題を自分事に変えていく手段として演劇を活用した表現教育の道を切り拓いてきました。現在もこの表現教育のプログラムを全国各地で提供し、防災や主権者問題、ジェンダーの問題など複雑な問題理解に大きく貢献しています。また教育の問題にも高い関心を持っており、その社会課題解決をより核心的に行うために文部科学省に入省しています。
そんな荒木さんが大切にしているのは「学び=遊び」という考え方。荒木さんにとって学ぶことは楽しいことであり、社会という舞台で一人一人が自分の人生を豊かに描くためのものなのです。そして演劇を始めとする芸術は、立場を超えて想いをつなぐことを可能にします。それは多様な一人一人が互いを理解し合い、共に難しい課題を解決し、新しい価値を創っていくことにつながります。だからこそ荒木さんは教育と演劇に情熱を注ぎ、その活動の幅を広げてきています。
一方で現代社会は複雑であり、目をそむけたくなるような現実や、自分事として学ぶには難しすぎる問題も少なくありません。一人一人にかかるプレッシャーも大きくなり、未来への不安が大きくなっている時代と言えます。だからこそ、自分自身が本当に何をしたいのかを理解し、周りとつながることでその可能性を現実に変えていくことが必要です。荒木さんは、そんな学びとつながりの場づくりを今後発展させようとしています。Creative Guildも「友達最強」の精神で、つながり、学び合い、挑戦していくことを大事にしています。もちろん、楽しみながら。つまるところ、荒木さんとCreative Guildは、コラボして未来の“楽しさ”づくりに挑戦する以外の選択肢はなさそうです。
荒木さんのX(旧Twitter) https://x.com/garireo_1204
荒木さんのFacebook https://www.facebook.com/profile.php?id=100008199878689
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