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Guild名鑑 No.83 「食」から創る「新しい当たり前」。ブリンクマン 恵美さんが行動で示す地球視点の倫理

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、現役の大学生であり、株式会社プラントベースコンサルティングジャパン CEOのブリンクマン 恵美さんです。食、とくにヴィーガン文化を通じて「新しい当たり前」を築くとともに、地球視点での倫理観を共有していくチャレンジを続けています。

Guild名鑑ファイルNo.83】 ブリンクマン 恵美/現役大学生・起業家

ブリンクマンさんは高校3年生の時に目にしたドキュメンタリー番組がきっかけで環境問題に強く関心を持つようになりました。とくに日常的な人間社会の食生活が自然環境や生物多様性に大きく影響することを知り、今を生きる一人の人間として、自分ができる一歩として、ヴィーガン生活をスタート。その後、進学した上智大学ではヴィーガンサークルを立ち上げ、国内外でヴィーガン文化の普及に取り組んできました。現在はプラントベースコンサルティングジャパンを設立し、ヴィーガン・メニュー開発やイベント企画、食事指導、ケータリングなどのサービスを、行政から有名アーティストにまで幅広く提供しています。

そんなブリンクマンさんが大事にしていることは極めてシンプルです。それは、すべての命を大切にすること。自分だけでなく、人間社会だけでなく、あらゆる生命とこの地球を共有しているという事実を理解すること。特にその中でも、食という命を“頂く”行為の意味を考え直し、より自然な在り方を探求することを重要視しています。無意識になってしまっている“当たり前”を見直し、本当に大切にすべきものを大切にできる、持続可能な社会のための起点と言えるかもしれません。

近年、SDGsやESG、ウェル・ビーイングといったキーワードに象徴されるように、既存の資本主義経済の限界が話題となっています。これは、短期的な利益追求ではなく、長期的な善き在り方の探求が求められていること。つまり、地球的な視点での倫理観が必要とされていることを示しています。一方で現実に目を向けると、戦争や災害、それに伴う環境破壊など、戻れないほど深刻で、解決策が見つからない複雑な問題が山積しています。

今を生きる私たちには何が求められているのでしょうか。ブリンクマンさんの姿勢はその一つの答えかもしれません。なぜなら現実から目を背けず、答えがないなら創り出していくことができること。それは私たち一人ひとりの意思次第で十分に実現できることをすでに証明してくれているからです。それは、Creative Guildにとっても不可欠なアプローチ。であれば、ブリンクマンさんのような倫理観を持った実践者とのつながりは、未来づくりのための鍵です。ぜひこのつながりから、未来をより”楽しい”ものに一緒にしていきましょう。もちろん、今この瞬間の”楽しい”も感じながら!

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