Creative Guild

”楽しい”から始めよう。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Guild名鑑
  4. Guild名鑑 No.62 ”やってみよう”をやってみよう!芝学園 武藤 道郎 校長が築く”ワクワク”できるみんなのよりどころ

Guild名鑑 No.62 ”やってみよう”をやってみよう!芝学園 武藤 道郎 校長が築く”ワクワク”できるみんなのよりどころ

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは芝学園 芝中学校・芝高等学校の校長 武藤 道郎さんです。「“やってみよう”をやってみよう!」をご自身も自然体に実践し、生徒や先生、保護者、地域とつながりながら、一人一人にとって“ワクワク”できる人生と社会のよりどころとしての学校を実現していっています。

Guild名鑑ファイルNo.62】武藤 道郎 /芝学園 校長

武藤さんが校長を務めている芝学園の歴史は江戸時代に増上寺内に僧侶養成と徒弟教育の機関を整備したことから始まります。1906年に私立芝中学校として設立され、1982年から中高一貫校に。武藤さんは2017年に15代目の校長に就任されました。現在、同校では探求学習やグローバル教育を推進し、有名大学にも毎年数多くの生徒が進学しています。また学校の枠を超えて大使館や企業などとの連携を推進し、新しい教育のスタイルにも継続的に挑戦。通われる生徒たちだけでなく、学校を起点に関わる一人一人の世界を広げていくことに大きく貢献されています。

そんな武藤さんが大事にしていることは“やってみよう”の精神です。それは一人一人が自分自身で未来を選び、可能性を信じ、自信を持って前に進む力の源泉。しかしながら“やってみよう”を実際に“やる”にはいくつかのハードルがあります。だから武藤さんは本来多様な個々人の違いを尊重し、それぞれの目線に一緒に立ち、その人が持つ可能性を信じて、「“やってみよう”をやってみよう!」と声をかけてご自身も一緒に楽しんでいます。つまり武藤さんは、一人一人に新しい一歩を踏み出すための勇気を届け、“ワクワク”しながら未来に進むためのよりどころとなっているのです。そしてその象徴として学校という場の可能性を広げているわけです。

教育や人財育成はいつの時代においても社会の最重要テーマです。一方で超複雑化した現代社会においては、従来型の教育や人財育成の在り方は限界を迎えつつあります。多くの知識を得ることも重要ですが、何が必要かに自分で気づき、人とつながり、あらゆる物事から学び、前向きに“ワクワク”しながら行動する力が求められているのです。それは答えがないところに自ら答えを創り出す力であり、これからの持続可能な社会を築くための前提といっても過言ではありません。

ではこの答えを創り出す力をどうやって育成していくか。そのヒントは武藤さんの取り組みのなかに溢れています。人財育成が課題となっている企業や地域社会においても大いに参考することができ、十分に実現可能です。もちろんCreative Guildでも。だからぜひみんなで武藤さんにならいながら、もっとワクワクできる社会と人生を一緒に創っていきましょう。そこではもっともっと“楽しい”から新しい未来を始めていくことができますので!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事