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Guild名鑑 No.102 時代の“危機”を乗り越える!危機管理のプロ 浅野 竜一さんが伝える現実的で創造的なリーダーシップ

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、危機管理のプロフェッショナルであり、株式会社ZOASの代表取締役を務める浅野竜一さんです。災害や紛争などの不安定な時代に、危機を乗り越えるための創造的で現実的なリーダーシップの育成に取り組んでいます。

Guild名鑑ファイルNo.102】 浅野竜一/危機管理のプロフェッショナル

浅野さんは千葉県警察官としてキャリアをスタート。その後、アメリカで危機管理を学び、1998年の長野オリンピックや2002年のワールドカップではナイキジャパンの危機管理および警備責任者を務めました。2007年に株式会社ZOASを設立してからは、企業や官公庁に対して危機管理のコンサルティングを提供。また、自衛隊に対するミッショントレーナーとしても活躍しています。2016年には博士号(経営管理)を取得。危機管理のあり方を探求し続け、被災シミュレーションキャンプ「Project72 SHIBUYA CAMP」の開催や、Creative Guildが長野県経営者協会と協力して提供しているサスティナビリティ・リーダーシップ・プログラムでも講師を務めるなど、次世代への知見の継承にも力を入れています。

そんな浅野さんが大切にしているのは、一言で表現するならば“自律”です。それは過去の経験や慣習、周囲の意見に依存するのではなく、自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の意思で判断して、自分の責任で前に進むこと。また1つの考え方やアプローチに固執せず、多角的かつ多面的に物事を捉え、柔軟かつ俊敏に変化に適応すること。つまりは想像力を働かせて先を読み、その中で現実的かつ創造的に解決策を導き出し、その実現に愚直に取り組むリーダーシップを重要視しているのです。

現在、世界中で持続可能性は大きなテーマとなっています。一方で、世界中で戦争や紛争、自然災害、さらには感染症やサイバー攻撃など過去に前例のない問題が次々に起きています。つまり現実は持続可能ではない状態であり、私たちはこの時代の“危機”に向きあい、乗り越えることが求められているのです。そこでは間違いなく、浅野さんの言うような現実的で創造的なリーダーシップが求められます。Creative Guildとしてもこうしたリーダーシップの育成は大きなテーマです。単に“楽しい”だけでなく、その背後にある厳しい現実を捉え、“今”のリーダーたちをどう支えていくか、そして“次世代”にどのように伝えていくか。それが新しい未来づくりのカギを握っていることは、間違いありません。

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