
Guild名鑑 No.110 アートで感性をつなぎ、ビジネスを共創する!合同会社なにもの 代表 矢内 鉄朗さんの“楽しい”でつくるエコシステム
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、アートを起点に人をつなぎ、ビジネスの共創にチャレンジしている矢内 鉄朗さんです。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年でありながら、合同会社なにものを設立し、実業としてのチャレンジに踏み出しています。
【Guild名鑑ファイルNo.110】 矢内 鉄朗/合同会社なにもの・武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年 | ![]() |
矢内さんが所属する武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、まさに起業家を育成するための学部。そこで学んできた矢内さんはSHIBUYA QWSにてアートの文化的敷居を下げる「小さな美術館」プロジェクトを推進。Instagramでその活動を発信しています。美大生の滞留作品を活かし、その活躍の場を広げるためのレンタルアートサービスを提供してきました。そしてこの活動を持続可能な事業にするために合同会社なにもの を設立。現在はだれもが自分の“好き”なことを、社会に価値ある仕事として楽しめるプラットフォームづくりに取り組んでいます。
そんな矢内さんが大事にしているのは、自分らしく楽しむこと。それは、自分の人生の自由を、自ら責任をもって選ぶこと。またその選択を尊重する環境を築き、新たな可能性にチャレンジし続けることを意味しています。もちろん自分だけでなく、多くの人にこの価値を伝えることも大切にしています。だからこそ、まず自分自身が心から人生を楽しみ、その姿をありのままに見せ、素直で率直な言葉で伝え、前向きに周囲を巻き込んでいくことを続けています。それは矢内さんの現在の成果と未来の可能性に確実に結びついています。
現代社会は“もの”よりも“こと”、見えない価値・精神的な価値が重要だと言われます。しかしながら多くの場合、私たちの価値の評価判断基準は物質的で金銭的なものに囚われてしまいがちです。結果として多様な才能を見落とし、埋もれさせ、短期的・利己的な成果のためにやりがい搾取を無意識にしてしまっているかもしれません。もしそうだとしたら、確実に社会や組織、そして“ひと”は疲弊していってしまいます。
だからこそ、真剣に見えない価値を探求すること、そしてその価値で社会を動かしていくことが重要なのです。矢内さんは“好き”なことを楽しむためのエコシステムを社会に築こうとしています。それはCreative Guildの“楽しい”から始まる未来づくりのアクションと強く深くつながります。“楽しい”は奪い合えるものではありません。みんなでつなげて大きく育むものです。ぜひ矢内さんや、矢内さんのように“好き”を追求する皆さんと一緒に、“楽しい”の輪をもっともっと広げていきましょう。Creative Guildもそこに貢献し続けます!
この記事へのコメントはありません。