第2回 ヨリアイ by ヨリミチ部
「ひとを活かすビジネスのデザイン -マイノリティがもたらすイノベーション featuring ART WITH ME-」開催レポート
港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。ワイワイと繋がって新しいことを仕掛けていくヨリミチ部で新たな試みとなる「ヨリアイ」がスタートし、6月29日は2回目の開催となりました。ちょっと真面目に、社会のいろんな問題に目を向け、みんなで深堀りしていく場になっています。
2回目となる今回のテーマは「ひとを活かすビジネスのデザイン -マイノリティがもたらすイノベーション featuring ART WITH ME-」。世界規模の問題としての意識も広まってきているマイノリティに関わる問題について、前回のワークでまとめた社会変化へのさまざまな知見や意見を踏まえながら、「では、これからの仕事は、会社はどうなっていくだろう?どうあるべきだろう?」を実際にみんなで考え、意見を出しあい、そしてChatGPTなどのテクノロジーも活用しながら探求していきました。
まずはMCGイベント恒例の「チェックイン」タイム。自己紹介だけでなく、今の気持ちなどをシェアし合うことで、適度に緊張がほぐれてゆきます。その後は前回のワークにおいて、みんなで創り上げたアウトプットの振り返り。これまでの過去は?これからの未来は?では「自分たちが立っている”今ここ”の状況はどんな意味があるのだろう?」などを再確認すると、フッと忘れかけていた前回の問題意識が頭の中に明確によみがえってきました。
ここからは「では、これからの働き方はどうあるべきだろう?会社はどうあるべきだろう?」や「どんなことを目指して働いたら良いのだろう?」という大きな問題に向かってみんなでダイビング。いくつもの設問にスマートフォンを使って個人で向き合った後は、ChatGPTでみんなの視点や問題意識を統合した視点を言葉で見える化。そしてランダムな数人のグループで「アイスブレイク」。統合的な視点を基に、より深く多面的に問題を掘り下げてくことができました。
わずか2時間程度でしたが、参加したみんなで、マイノリティに関わる問題意識も踏まえながら、近年重要性が高まっているDEI(多様性・公平性・包摂性)のある社会のあり方、会社や事業の在り方、これからの自分たちの生き方や働き方をどう変えていくべきかと言う課題に、本気で向き合い、話し合い、大きなヒントをつかむことのできた。そんな実感が湧く、とても濃い時間を一緒に過ごすことができました。
これからの持続可能な社会に向けて、自分たちのいる場所で何ができるだろう?そのことについて、みんなと楽しく、でも真面目に探求していけるヨリアイと、そこから広がっていく人々との繋がり。一緒に創っていく未来へのハーモニー。その前奏曲の余韻を味わいながら家に向かう夜道、天気予報は見事にハズレ。豪雨の予測でしたがほんの少しの小ぶりで終わりました。第3回目のヨリアイも楽しみです!
第3回ヨリアイは7月27日(木)18:30~開催予定です。
Minato Creative Guildとは?
港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!
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