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Guild名鑑 No.114 自分の中の愛を思い出そう。クリエイター袋 康雄さんの創る心地よい働き方・暮らし方

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、映像クリエイターの袋 康雄さん。これまでにCMや映画などの映像制作で活躍。また、だれもが自分を愛せる・大切なものを大切にできる、心地よい働き方・暮らし方を提案するために、福祉事業にも挑戦してきています。

Guild名鑑ファイルNo.114】 袋 康雄/映像クリエイタ

袋さんは株式会社ブラボーフィルムの代表取締役として、誰もが知っているようなCMの制作に多数携わるだけでなく、2013年には短編映画「NINJA & SOLDIER」がベルリン国際映画祭で入賞。国内外で非常に高い評価を受ける映像クリエイターとして活躍してきました。一方で社会課題にも強い関心を持っており、近年では障がい者などの支援に注力。身体や精神に障がいを持ちながらもユニークな可能性をもった方たちが企業や社会で心地よく過ごし、そして活躍することを支えています。

そんな袋さんが大事にしているのは、「人としての当たり前を当たり前に」という考え方です。それは人のことを想うこと、誰かにとって大切な自分を大切にすること、そして違いを受け止め、信頼し合い助け合い、次の一歩に踏み出し続けていくこと。袋さんはこれを「自分の中にある愛を思い出す」という言葉でも表しています。そしてそんな想いを映像や場に込めて、事業を通じて社会に丁寧に届け続けていらっしゃいます。

SDGsで示された「誰も取り残さない」というテーマは、現代社会において重要な課題です。確実に前進はしているものの、現実には社会は非常に複雑であり、新たな問題が次々と発生しています。特に社会制度では十分な支援が行き届かないグレーゾーンが存在します。だからこそ、一人一人の気づきと、大切にすべきことを大切にできる倫理観と、人として当たり前に助け合える風土が必要です。この精神は、災害時にも大きな力となり、社会の発展にもつながります。

一方でこうした社会的な問題は、一見非常に大きく、個人が自分ごとにすることが難しくなってしまうこともあります。しかしながら、実は結局のところ小さな日常の積み重ねが重要であり、だれもが心地よく働き、暮らし、日々を楽しむこと。誰しもが持つ“愛”という感情を忘れず、それぞれ自分の大切にすべきものを大切に、そして互いに尊重しあうことで為されていきます。袋さんの映像や活動はまさにこのメッセージを伝えるためのもの。Creative Guildもその姿にならい、“愛”を忘れず、みんなの“楽しい”大切な時間を共有しながら、未来を創っていかねばなりませんね!

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