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Guild名鑑 No.121 “やってみよう”から未来を変える 岡谷酸素 社長 野口 博一さんの挑戦と対話の文化づくり  

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、長野県でガス供給を担う岡谷酸素株式会社 代表取締役社長 野口 博一さんです。“やってみよう”を合言葉に、対話と挑戦を繰り返すことを通じて、人生と仕事を楽しめる会社づくり・地域づくりに取り組んでいます。

Guild名鑑ファイルNo.121】 野口 博一 /岡谷酸素株式会社  社長

野口さんは長野県岡谷市に拠点を置く岡谷酸素株式会社の3代目社長。同社は1933年に長野県岡谷市で創業し、高圧ガスの製造販売を軸に地域インフラを支えてきました。現在では長野県をはじめ、新潟県・山梨県・群馬県・栃木県に事業を展開し、持続可能な社会を見据えたエネルギー活用に貢献しています。一方、野口さん自身はかつてフィギュアスケート選手として国際舞台に立つなど、多様な経験を積んだ異色の経歴の持ち主。大学卒業後、他の事業会社でキャリアを積んだ後、2023年に社長に就任し、既存の枠組みにとらわれない発想で地域と企業の新たな未来を切り拓くリーダーとして活躍しています。

そんな野口さんが大切にしていることは“やってみよう”の精神。それは新しい可能性に対して好奇心をもって、前向きに行動を起こしていくこと、つまり“挑戦”を楽しむマインドです。もちろんこの“挑戦”はひとりでは成し遂げられません。だからこそ想いを共有し、仲間と信頼をもってつながり、支え合っていくための“対話”も重要視。またこうした“対話”や“挑戦”を成果につないでいくために、地道に丁寧に続けていくこと、なによりもまず自分自身が実践し、周囲にとっての身近なロールモデルになることをリーダーとして常に意識しています。

変化し続ける現代社会には、たくさんの可能性があります。しかし、その可能性に気づけず、最初から諦めてしまっていては何も得ることはできません。残念なことに、日本社会はまさにこの“諦め”の中にあると言えるでしょう。それを象徴するのが、2024年の世界幸福度ランキングで日本が51位に留まったことや、こども家庭庁の2022年の調査で「人生の意義を実感できていない」という結果が諸外国と比較して顕著に出たことです。

とはいえ、“可能性を諦めている”という状態は、可能性がゼロであることを意味するものではありません。また、かつて不可能と思われていたことが、時代とともに実現してきたことも事実です。つまり、絶対に「できる」とも「できない」とも言い切れないのです。そうであれば野口さんのように“やってみよう”から前向きに始めていくほうが未来につながります。”楽しい”から始まる未来づくりのコミュニティであるCreative Guildでも、野口さんのように“やってみよう”を合言葉に、地道に挑戦していきましょう。もちろん、対話も忘れずに。

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