
Guild名鑑 No.133 “ひと”に優しい社会を。行政書士 鶴田 麻祐美さんの”安心”と”楽しい”を共有する場づくり
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、山梨県を拠点に活躍する行政書士の鶴田 麻祐美さん。誰もが安心して“ひと”に優しい社会を目指し、とくにひとり親の方やその子どもたちが”安心“して”楽しい“と感じられる場づくりに取り組んでいます。
【Guild名鑑ファイルNo.133】 鶴田 麻祐美/行政書士 | ![]() |
※鶴田さんは経済産業省創設 おもてなし規格認証(https://omotenashi-jsq.org/)の認証事業者である一般社団法人Creative Guildの金認証審査員です。
鶴田さんは保育士として長年子どもたちと向き合う中で、家庭環境が子どもに与える影響の大きさを痛感。その経験から、親が安心して働き、暮らせる環境を整えることが子どもたちの未来にもつながると考え、行政書士の道へ進みました。現在はひとり親のためのコミュニティ「Couch(カウチ)」を立ち上げ、ひとり親の方々が仕事や生活に関するサポートを安心して受けられる、そして“楽しい”日々を過ごせるようにするための場づくりに取り組んでいます。
そんな鶴田さんが大切にしていることは、“ひと”としての愛情。それは親として子どもに、子どもとして親に、そして一人の“ひと”として周囲の“ひと”に、丁寧に向き合い、寄り添うこと。それは日々を豊かに過ごし、未来の自由な選択肢を創り、一人ひとりの人生を応援しあえる優しい社会の源泉でもあります。そのために本音を語り合ったり、想いをつなぎ合わせ、ちょっとチャレンジしたりできる場を共有していくことも日々大切にしています。
現代社会は多様性が一つのキーワードになっています。一方で分断や格差は確実にまだ残っており、一億総中流と言われた時代のような“普通”はむしろ珍しくなってきています。また多様性がうたわれているにもかかわらず、強い立場からの大きな声や、結局は多数派(と見られる)意見のために問題が埋没してしまうことも。それは無意識に現状に妥協させ、考えることを止めさせ、動くまえに諦めさせ、ただひたすら“がまん”することを強いることにつながり得ます。
私たちは誰しもが幸せになる権利があります。そして誰かを大切にしたいと思うように、自分自身も誰かにとって大切な人であることは忘れてはいけません。そのためにはあきらめるのではなく、現実に向き合い、今何が起きているのか、何をしていけばいいのかを考え、必要なことを学び、踏み出していくことが不可欠です。そして一人一人ができることは小さくとも、つながって、地道にやっていけばそれは確実に新しい未来の選択肢を創ってくれます。鶴田さんの取り組みは、まさにそのための場づくり。それはCreative Guildにとっても大切な考え方。だからこそ鶴田さんのように愛情をもって、“楽しい”から始まる未来づくりのコミュニティとしてのCreative Guildの場をみんなで続けていきましょう!優しい社会はみんなの“楽しい”に不可欠ですからね。
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