Creative Guild

”楽しい”から始めよう。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. report
  4. サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム第8回レポート

サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム第8回レポート

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。パートナーでもある一般社団法人長野県経営者協会が主催となり、CreativeGuildとしては企画運営に協力する形で「サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム」を開催しました。2021年度から発刊している「持続可能な経営に関する実態調査報告書(長野SXレポート)」にて提言した”持続可能な経営”に向けたアクションのひとつである持続可能な経営人財育成をテーマに、内容を一新した約半年間にわたるプログラムです。

2024年5月にスタートした「サスティナビリティ・リーダーシップ・プログラム」は、この第8回をもって最終回を迎えました。2024年11月12日に開催された最終回のテーマは「BCP(事業継続計画)とリスクマネジメント&クライシスコントロール」。講師に株式会社ZOASの浅野竜一氏を迎え、企業の危機管理や事業継続のための実践的な対策を学ぶ充実した内容となりました。浅野さんの講義では、日本における危機管理の現状や具体的な事例が紹介され、災害対策を超えた多角的な視点での考察が求められました。参加者にとって、危機対応の本質を深く理解する貴重な機会となりました。

危機管理モデルのパワーポイント
クライシスコントロールについてパワーポイント

さらに、長野での地震を想定したケーススタディを実施。自助・共助・公助の観点から、危機管理における段階別のアクションを検討し、リーダーとしての判断力を鍛える体験をしました。また、ランチタイムには全員でスーパーマーケットに赴き、非常食を実際に購入するミッションを行い、実践を通じてリアルな課題への理解を深めました。

全8回を通じて、参加者はリーダーとしての持続可能な価値観を身につけ、社会課題解決に向けた行動力を培いました。本プログラムでは、経営におけるサステナビリティの概念を学ぶとともに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の視点を取り入れた実践的なスキルの強化にも重点を置きました。これにより、リーダーとしての自覚や対話スキルが向上し、他者と協力しながらサステナブルな目標を追求する姿勢を育むことができたのではないでしょうか。

プログラムはこれで終了しますが、参加者が学びを各組織で活かすことで、次世代のリーダーを育てる「サスティナブルリーダーシップの循環」を生み出すことが期待されます。また、デジタル技術との融合や地域の課題に応じたリーダー育成など、新たな可能性への挑戦も求められます。プログラムを通じて築かれた参加者同士のネットワークが、企業の枠を超えて広がり、地域社会への貢献につながることを願っています。

最後に、来年度の開催に向けて現在、企画を進めております。より多くの皆さまにご満足いただけるようバージョンアップを目指して準備中です。来年度も皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

これまでの開催レポートをお読みいただき、ありがとうございました。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事