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Guild名鑑 No.72 発見とワクワクによる持続可能な社会変容。東京大学 CREI / 国土交通省 長瀬 洋裕さんが探求する空間と交流のデザイン

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)特任研究員で、国土交通省 住宅局総務課 国際室長を務める長瀬 洋裕さんです。長瀬さんはコワーキングスペースなど、より創造的に新たな可能性を築いていくための空間と交流のデザインを通じ、発見によるワクワクを通じた持続可能な社会変容の実現に向けた探求を続けています。

Guild名鑑ファイルNo.72】 長瀬 洋裕 /東京大学 CREI / 国土交通省

幼少期からものづくりや技術に関心を持っていた長瀬さん。大学で学ぶうちに技術の発展やその社会活用のための仕組みや制度づくりに関心の幅を広げ、国交省に入省してからは公共政策や都市計画の分野に携わってきました。その後、イギリスに留学したことで“ひと”を中心に置き、客観的・科学的にアプローチすることの重要性を学びます。これらの経験を踏まえて現在は空き家対策に取り組むほか、コワーキングスペースなどのイノベーションを創出するための空間や交流の在り方を、政策的観点と学術的観点の双方から探求しています

そんな長瀬さんが大事にしていることは囚われのない探求心。それは従来の枠組みを超えて、“なぜそうなっているのか?”という疑問を持ち、“どうしたらいいか?”を当事者の視点に立って考え、試行錯誤を繰り返して形にしていくことです。その際、自らも現場に飛び込んで、実際に感じてみることも重視。その具体的な経験が学術的な理論の整理と、政策的に社会の中で再現性高く実践知を共有することにつながっています。

現代社会は非常に激しい変化にさらされ続けています。この変化に個々の企業等の組織はもちろん一人一人が適応し続けていくこと、つまり持続可能な未来に向けた社会全体の変容が求められています。幸いなことにそこにはいつも可能性が眠っています。いかにその可能性を発見し、いま・ここに求められる解を導き出していくか。つまり私たちは目の前の現実に丁寧に向き合い、その本質を捉えていくことが必要なのです。

長瀬さんの取り組みは、まさにこの持続可能な社会変容を可能にしていくもの。またCreative Guildが拠点を置く港区立産業振興センターなどのコワーキングスペースのような場は、社会変容をより創造的に多様に支えていくことができます。加えて全国各地にコワーキングスペースは広がり、社会課題解決・価値創出の拠点として地域社会の変容に貢献しています。こうした視点から見てみると、Creative Guildで掲げる “楽しい”から始まる未来づくりは、まだまだ広がりを見せていきそうです!

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