
Guild名鑑 No.111 未来に挑戦するリーダーたちへ。マキナリー浩子さんが伝える時代の潮目に必要な”自分軸”
港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、長野県経営者協会 女性委員会委員長で長野県サッカー協会理事長のマキナリー浩子さんです。これからの時代を担うリーダーたちに、自分軸を持つ大切さを伝えています。
【Guild名鑑ファイルNo.111】 マキナリー浩子/ 長野県経営者協会 女性委員会委員長・長野県サッカー協会理事長 | ![]() |
マキナリーさんは留学を経て1991年に株式会社エー・トゥー・ゼットを設立。英語教育を中心とした事業を長野県下で展開されてきました。とくにその中では、DEI(ダイバーシティ:多様性、イクォリティ:公平性、インクルージョン:包摂性)という言葉が一般的になる以前から、多様な価値観に触れることの重要性を伝えてきました。現在は同社には相談役として関わりながらも、その理念を社会に広げるため長野県経営者協会や長野県サッカー協会などの活動にも精力的に取り組んでいます。
そんなマキナリーさんは”自分軸”を持つことを大切にしています。それは自分自身の意思を明確に持つとともに、異なる価値観を尊重し、自分ごととして世の中の問題を捉え、より良い未来に向けて試行錯誤を自ら重ねていくこと。それは社会における信頼関係を築き、新しい価値を共創することにつながります。このとき英語は、国境を超えて多様な価値観につながるための重要なコミュニケーション・ツールとなります。だからこそこれまで英語教育にも力を入れ、さらにはその先にある次世代を担う人財の育成や、そうした人財が活躍できる環境づくりへと、発展してきているのです。
昨今、多様性というキーワードは非常によく耳にするようになりました。しかしながら私たちは本質的にその価値を理解し、強みとして活かすことができているでしょうか。例えば異業種や他地域、外国人など異なる背景や価値観を持つ方たちと、どのくらい新たにつながる機会を日常的に持てているでしょうか。そこで本音で自分の想いを表現し、理解し合い、何かが動き出す経験はどれほど持っているでしょうか。
結局のところ、大きな変化を迎えているこの時代に、私たち一人ひとりが好奇心を持ってより深く多様性という価値を探究し続けることが重要なのです。そしてそもそも誰もが多様であることに気づき、自分自身の在り方を自分らしく表現して軸とし、周囲と協調して社会を形作っていくことが必要なのです。マキナリーさんはそうした実践者の必要性を、自らの行動をもって示し続けてくれています。Creative Guildの場でも多様性は重要な価値基盤、ぜひマキナリーさんの姿にならって次の時代をもっと”楽しい”ものにしていきましょう!
この記事へのコメントはありません。