新しい未来へ!: コワーキングカンファレンスジャパン2024開催レポート
2024年5月31日から6月1日にかけ、「コワーキングカンファレンスジャパン2024」を港区立産業振興センターにて開催しました。全国各地の著名なコワーキングスペース運営者を始め、大企業からベンチャー、フリーランスや学生から高齢者まで、実に多様な方たちが参加し、新しい未来を共有し、動き出していく二日間となりました。
今回開催したコワーキングカンファレンスジャパン2024は、一般社団法人コワーキングスペース協会と港区立産業振興センター、そして一般社団法人Creative Guildにて共催。2018年に北九州で開催して以来となります。多様な分野・地域で活躍するコワーキングの実践者がリアルを語り合うパネルディスカッションやワークショップ、そして延べ500名の参加者同士が交流を深めるネットワーキングなど盛りだくさん。2日間は参加者の熱気と笑顔と未来への可能性に溢れたまま終了しました。
特に今回、特徴的だったのは、本来つながることが難しい地域同士がつながり、そして動き出したことです。いくらオンラインの環境が整い、活用機会が増えたとしても、実際に会って体感してつながるほうがはるかにパワフルです。今回、港区という地の利のおかげで、コワーキングカンファレンスは新しい可能性をつなぐHUBとしての役割を果たすことができました。
コワーキングは単なる空間の話ではありません。もっとも重要なことはつながる人の多様性と信頼関係、そしてそこから生まれるたくさんの未来への挑戦を楽しむことです。今回のカンファレンスの最大の成果は、このコワーキングの価値を言葉だけでなく体感として共有できたことにあります。
これは失われた30年と言われ、社会の不透明感や閉塞感が増す現代社会に一石を投じ、新しい未来への流れを予感させるものです。もちろんまだそれは始まったばかり。しかしながらその火種は全国に撒かれました。次のカンファレンスではどこまで進化しているか、楽しみにしていて下さい。そしてぜひ、新しく生まれた未来を確かめに来てください。
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