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Guild名鑑 No.80 NAGANOから創発する次の社会。長野経協 専務理事 平林 靖久さんの経営リーダー哲学

港区を起点にいろんなところで働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティCreative Guild。このギルド名鑑ではそんなCreative Guildでつながったユニークな方々をご紹介しています。今回ご紹介するのは、人財育成プログラムや調査事業などで連携する長野県経営者協会の専務理事である平林 靖久さんです。持続可能な地域社会に向けて、次世代の社会を担う経営リーダーたちを支えています

Guild名鑑ファイルNo.80】 平林 靖久 /長野県経営者協会 専務理事

平林さんは長野県諏訪市に本社を置くセイコーエプソンで長年にわたって設計・開発、営業、人事部長を歴任し、その後、渉外担当として経団連や霞が関、大学など多方面での連携を深めてきました。当時から長野の自然環境や地域文化の多様性、産業基盤を踏まえ、世界につながるNAGANOとしての可能性に着目。とくに2022年から長野県経営者協会の専務理事に就任してからは、業種や職種、規模などの壁を越えたリーダー同士の関係性をつなぎ、新たな持続可能な社会に資する経営の在り方を探求していらっしゃいます。

そんな平林さんが大事にしているのは“ひと”という存在そのものです。多様な個々人が持つ力を最大限に引き出し、組織やコミュニティとして結び合わせることで、より良い未来を自らの手で切り拓くことができるからです。また、その“ひと”の可能性に気づくために、余白を持つことも重要視。それは時に立ち止まり、原点に立ち返ることで、本当に必要なものはなにかを探求し、一人ひとりが真に活躍できる役割を設定していくことにつながります。そしてその地道な積み上げが持続可能な社会に確実につながっていくのです。

失われた30年」という言葉に代表されるように、日本社会の衰退が叫ばれ続けています。しかしながら、それは日本社会の可能性が閉ざされたことを意味するものではありません。なぜなら私たちの足元には、地域の自然や文化、伝統、技術、学びなどまだまだ活かしきれていない資源があるからです。大事なことはその資源を活かして、次世代に継承していくための“ひと”、とくに社会を動かす経営リーダーを育成し、支えていくこと。長野県経営者協会で平林さんを中心に取り組まれている施策は先進的なその事例といえます。Creative Guildもそのアプローチに学び、次の社会を創るために余白をつくり、人を活かすことに取り組んでいきます。なぜなら、それこそが“楽しい”から未来づくりを始めるための必須条件なのですから。

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