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友達最強プログラム 持続可能な経営

2/13開催 持続可能性に本気で取り組むためのワークショップレポート

港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちによるコミュニティ「Minato Creative Guild(MCG)」。そのコア・プロジェクトの一つである全国連携で結ぶ地方創生「友達最強ネットワーク推進委員会」にて、持続可能性に本気で取り組むためのワークショップを2023年2月13日に開催しました。今回は、リアルは港区立産業振興センターで、オンラインではZOOM上でのハイブリッド開催で提供しています。

今回のプログラムの最大のテーマは最近よく聞く持続可能性。SDGsも日本語にすると持続可能な開発目標だったりします。ところでこの持続可能性っていったいどんなことのでしょう?逆を言えば、どんな状態が持続可能ではない状態なのでしょう?今回のワークショップではこのあたりをMIT ダニエル・キム教授の成功循環モデルと、一橋大学 野中郁次郎教授のSECIモデルをベースに、参加者同士で対話し、AIツール等を駆使しながら整理していきました。

 まずにやったことは持続可能ではない状態の整理。言い換えるとなんだかもやもやしたり、イライラしたりでなかなか前に進まない、面白くない状態。そのときにはどんな関係性で、どんなことを考えて、どんな行動をとって、どんなことが起きるのかを参加者全員で言葉にしていきます。そこから見えてきたものは「対立」。人の意見が食い違い、主義主張がぶつかり合う状態は創造性を失わせ、問題はより複雑化していきます。結果として物事は破綻していき、持続可能性とは真逆の状態をつくっていきます。これは2022年から起きている世界の情勢不安を見ても明らかなことでしょう。

 一方で持続可能な状態はどんな状態でしょうか。「対立」が持続可能でない状態なら、「対立」がない、友好的な状態が持続可能の入り口と仮説が立てられます。その関係性ならどんなことを考え、どういう行動を行い、何が起きてくるのかを、やはり参加者全員で言葉にしていきます。結果、見えてきたものは「信頼」の重要性。信頼できる関係性は現実を受け入れ、共創的にものごとを考え、実際に挑戦することを可能にし、限界を超えることが可能になっていきます。「信頼」は言葉を変えればパートナーシップ。だからSDGsも17番目に「グローバルパートナーシップ」が明記されているのですね。そしてMCGも「友達最強」を謳うのはこれが理由だったりします。

 ではいかに「対立」による持続可能性でない状態を、「信頼」による持続可能な状態にしていけばよいのでしょうか。最後の時間を使って参加者同士で探究した結果見えてきたことはまず先入観なく向き合い、対話すること。そのための場を創り続けること。最近ではファシリテーションと呼ばれるものが必要、という仮説でした。

 今回見えてきた仮説はMCGにもしっかり当てはまります。そして仮にMCGで実証できたとするならば、大きな価値を社会に提供できる可能性があります。今後もこうしたワークショップから仮説をえて、MCGで形にする挑戦はぜひ継続していきます。もちろん、やったもん勝ちで楽しみながら!

Minato Creative Guildとは?

港区立産業振興センターを拠点とした、港区で働く・暮らす、楽しい時間を創りたい人たちがゆるくつながるコミュニティです。ユニークな活動をしている実践者を中心にディープな井戸端会議をする「ヨリミチ部」や、おもしろいアイディアを共有する「みんなのネタ帳」などの活動を展開しています。そしてたまに本気のプロジェクトもやっています。お問い合わせは港区立産業振興センターまで。もちろん、港区以外の方も大歓迎です!

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